ビルさんの助手席

2002年6月

 スクイムでの移動はすべて、テリー先生、ご主人のビルさん、スタッフのジェニィさんがしてくださった。
3台に分乗して動く。
朝、ビルさんの助手席に乗る人が誰からともなく決められる。
そこは即席の英会話レッスンとなり、後ろに座る人達に笑いを提供してくれる。
ビルさんはきさくで、明るくてとてもいい人だ。
私達をからかっておもしろがっているし。
助手席は若い子供たちがターゲットになる。
パパが座った時もあったけど、パパの背中は「話しかけないでくれ〜」って叫んでいたようにみえた。
車を降りて「俺ってけっこう話してたでしょ?」って聞いてきたけど、ママもお兄ちゃんもお姉ちゃんもしら〜っとしてしまった。
なにしろ、ギャラリーがうるさい。
ママをはじめとするメンバーが人のことだと思ってやいの、やいの、とちゃちゃばかりいれる。
お姉ちゃんなんてもう必死だった。
人が話しかけられてるのはよく分かるんだよね。
けれど、それを返すとなると大変なんだと思う。「もう、てんぱってしまった」と話していた。
 
ビルさんの助手席はすばらしかった。
子供達は最高の経験をしたと思った。
次にお会いする時は、ちゃんとねって子供達に話しておきます。
ママは?
ママはギャラリーでいい。