ジャクソン

2002年6月

 スティーブホワイト先生のクリッカーレッスン。
彼はアメリカの現役警察官で警察犬の養成もしている。
陽気でマッチョでどうして朝からあんなハイテンションでやれるんだろう?と一同ぐっと引き始めるけど、そーんなことは全然おかまいなし。
数人に1匹のワンちゃんがきて、レッスンをした。
ママはM親子とSお姉ちゃんと一緒。
パートナーは9ヶ月のドーベルマン、ジャクソン君。
ドーベルマンは耳をカットするって聞いていたけど、ジャクソンはしていなくて(最近はあまりしなくなってきているらしい。アメリカでは・・・)
いやー、引っ張る。床は滑るし・・・Fちゃんは「引っ張ってひきもどしちゃだめ」っていうけど、こっちも大慌てだけど、ジャクソンも「何をするんだ、こいつらは誰だ?」とびびっていたのかもしれない。
クリッカーをつかって何かを覚えさせること。
ママ達は『わん』の合図とクリッカーでおすわりをさせることにした。
ママ達が上手なのか、ジャクソンがおりこうなのか、眠気ざましにいいくらい彼はよく動いてママ達の気分も上々だった。
いつものくせでどうしても、ハンドシグナルがついてしまう。
それに反応しているだけなんだろうけど、
「ジャクソンは日本語もわかったよ!!」
なんて大喜びしてしまった。
周りを見渡すと、みんなさあ、待ってましたとばかりにワンちゃんとたわむれている。さっきまでの講義とは目の色が違う。
我が子と離れて3日目、ワンちゃんの感触恋しかったんだよね。
ママはお姉ちゃんに「ねえ、ねえ、ドーベルマンもいいよね。でもさ、黒ラブのぷりんとドーベルマン2匹連れて歩いたらまた、何か言われる?」
ここにきてまで、フっと投書のことが頭をかすめました。

全くおばかな話なのですが、院長先生のグループはジェニイさんのワンちゃんを借りてレッスンをしていて、彼女に一生懸命、スケボーを教えていた。
なんと、彼女はクリッカーとともに随分上手にスケボーに乗れるようになった。
みんなで、すごいねえなんて話していて、院長先生もいい感じで得意そうだったんだけど・・・・・
なんと、彼女はもう、スケボー乗れるんだってさ!!!
シンディのほうがみんなに気を遣ってくれてたんだ。

おまけに。
この日、パパとお兄ちゃんはビルさんに送られてゴルフに行きました。
とても、素敵なゴルフ場だったとか。
「でも、スコアは聞かないで。」と2人に言われました。