2002年6月 レッスンの終わった夜、ビルさんがカジノに連れて行ってくれることになった。 日本へのメールでは19歳からOKということだったので、我が家のお姉さんもよっしゃーとばかりに車に乗り込んだ。 でも、21歳未満はだめらしい。 そこで、ビルさん、お姉ちゃんに「君は23歳だよ」 ビルさんを先頭にカジノに入っていく。 ママも初体験なので、どきどき。 どうやら、ビルさんはカジノのお得意さんらしい??? すんなりとみんな通してもらった。 わけもわからないままスロットマシーンの前に座って、わけのわからないまま、数字が増えたり減ったり・・・・ やっと、少しルールがわかりかけたらはい、時間です。 ママは主婦根性を発揮して、しっかり2ドルもうけたところでやめたのに、パパとお兄ちゃんは何にもなし。 ふっとお姉ちゃんを捜すと、なんと真剣にマシーンにかじりついていました。 その横顔はママそっくりで学生時代パチンコ、マージャンと覚え始めて燃えていた時の顔つきです。 しかもけっこうもうかっているし・・・・ これじゃおもしろいわけだ。 「ほら、時間!!」 分かった、分かったと言いながら、中腰で、まだ粘ります。 カジノの楽しさを知ってしまって、こんなもんじゃないんだよとパパが懸命にストップをかけていました。 たぶん、彼女は今回の旅行で一番楽しい時間だったに違いないと、ママは確信しています。 帰りの車の中でも、もうけ分は私によこして!!とパパに話していました。 たいした金額じゃないのに、我が家の方達はなんにでもすぐ熱くなる。 でも、正直ママもちょっと、昔のママに戻りつつあったよ。 |