ママの愚痴話

2001.6月

 ふれあい教室には、数人、親御さんが出席できなかった子供達がいました。
ゲームの時、手の空いている私達が間に入ってあげました。
ママは、Sちゃんというかわいい女の子とペアを組みました。Sちゃんを見ていたら、小さい時の自分を思い出しました。
ママがやっぱり小学校4年の時の授業参観。
両親が共稼ぎだったママは、いつも親にきてもらったことはありません。運動会もなかったかも・・・・。
とにかく、同じ地区の小学校の教員だったおじいちゃんおばあちゃんだから、行事予定もすべてかぶる・・・・。
授業参観の時「分かりますか?」と先生が言って「ハ〜イ」と手を上げても、親のきていないママは絶対にあたることがなかった。
それが悔しくて、小学校1年生になったママの弟が同じ思いをするかと心配で、ママは弟の授業参観に行きました。
でも、弟が手を上げてもあててはもらえなかった。ママはお母さんにはなれなかった。
悔しくて弟の手を引いて泣きながら帰ってきました。
「学校の先生にはなりたくない。お母さんになってPTAにはちゃんと行きたい。」
その時に決めたんだよね。

昔話になって、弟とそんな話をすると、さすが男の子「オレは楽で良かったよ。」
結局いじけていたのはママだけでした。だから、立派なお母さんになれた?
それが最大の反省点で、本当にだらけた母親を20年以上やっております。
なんて情けないのだろう。こんな気持ちが今、全部「ぷりん甘やかし」と言うまたまた湾曲した形で出てしまっています。
−−−−とりとめのない愚痴−−−−
−−−−きっと雨のせい−−−−