雪明かり

2013年12月

 ぷりんは相変わらず夜中に起きる。おしっこかうんちだ。どちらにしても大変なのでぷりんが動き出すとママたちすぐ洋服を着て外に出かけられるように準備をする。

余談だけれど、小さいとき夜寝るときは必ず枕元に着替えをおくように言われていた。
火事や地震がきてもすぐに着られるようにだ。
こたつの布団は上げ座布団も重ねておくように言われていた。
逃げるときに転んだりしないようにだ。

最近の我が家は枕元にはジャンバーまで起き、着られるものはそのまま着て寝、ぷりんが動き出したらすぐ行動を開始する。

その手順たりや見事な連携プレーである。

しかし、なにせこの寒さ。
一度ならずも2.3度と寝室から外までぷりんをだっこして移動するパパは大変だと思う。
お酒を飲んだ後などは大丈夫だろうか?と心配になるがパパは必死でがんばっている。それが毎日続く。

 昨日は大雪だった。あっという間に20.30センチはつもったと思う。

ぷりんは埋もれて動けなくなり前にも後ろにも進まなくなった。
なんとかだっこして家の中に入れた。

電気の消し忘れかなあ・・・と窓の外を見たら雪明かりがとてもきれいだった。

きれいだな・・とその光景に浸ることもできず、ただ寒さだけが身にしみた。