一号の思い出H

2001.5月

 昨年のGWは海へ行きました。その前はアーク牧場、その前は・・・・一号ぷりんとの格闘の日々が続いていました。
一号が我が家へやってきたのは、4月30日。前に唯一犬を飼ったことのあるパパが、(ママはもう忘れたので)まぁ、一週間もすれば「おしっこも大丈夫。」あっという間に何冊ものしつけ本も集まり、ああでもないこうでもない、一週間後の立派なぷりんを想像しつつ、ただ一日が早く終わってくれればいいと願って暮らしたものです。
しかし、次の日もその次の日も立派になるどころか、訳の分からないことばかり増えてくる。
おしっこを教えるタイミング。ほんのとおりになんて絶対行かない。
挙げ句の果ての下痢。夜になると、ローカを走り回るぷりんの足音に耳を澄ませ、そーっとドアを開けてみる。
あちこちにうんちとおしっこ。足はうんちだらけで、ローカ中その足跡。ため息つきつつ、夜中のぞうきんがけ。
「かくしビデオが欲しい。」「うんちが先かおしっこが先か。」ずいぶん悩みました。
ダッコするものだから、だんだん腰も痛くなってくるし、パパ曰く「犬の気持ちは分からない。」
けれど、一号はすぐに我が家にとけ込み甘えん坊でいつも誰かの(特にパパ)そばにベッタリとくっついていました。
食も細くて、あれでもないこれでもないと、色々なフードの買いあさりもしました。
夜寝る時、マニュアル通りにベットにも上げず、蒸し暑いローカでハァハァ言って、ドアの下から流れ出るエアコンの冷気に必死になって体を近づけていた一号ぷりん。
パパもママも楽しいGWになると、あなたのことを話し合います。
あなたのクルクルしたおめめの写真を大事に大事に撫でながら・・・・。