2013年10月 この時期になって台風が次から次ぎにやってくる。 伊豆大島を襲った台風の後はまるで津波のあとをみているかのようだった。 たくさんのボランティアが参加して後始末を手伝っている。 やはり高齢者の多い島でどうやって復旧していくんだろう・・・ 避難のために船で島を離れる人たち。 この中には火山噴火に遭った人たちもいるかもしれない。 自分たちのうちが一番住みやすいだろうに毎日おびえて暮らすのもなんとも気の毒でしょうがない。 のど元過ぎれば・・・では絶対いけない、そんなレベルでもない津波の被害者たち。 いまだに仮設住宅に住み不便な暮らしをしている人たち。 そんな方たちはとても気の毒に思うけれどちょっと気になるテレビを見た。 先日小さな地震があった。 沿岸に津波注意報がでた。 テレビの速報をみながらとても気の毒に思っていた。 しかし避難所に避難した方たちはとても少なかったという。 「地震が小さかったから。」 「津波予報が10センチだったから」 マイクを向けられた人たちの弁解。 もちろんこう思った方の方が少なくて、3.11を思いだし震えていた人たちの方が多いはずだ。 今でも多くの方たちがみんなを元気づけようとやってきてくれる。 助けてくれる。 そのたびに「元気をもらいました。」「笑顔になりました。」話している。 だけど、忘れてほしくない。 あのときの自分の恐怖を。 自分の命は自分で守ろうとする意識を。 えらそうなことを書いてしまいました。 |