2013年9月 合併してから初めての市議会議員選挙があった。 いとこも立候補している。 藤沢じいちゃんが議員を辞めるときおじいちゃんの地盤を彼に引き継いだ。 おじいちゃんは自分が引退してからも選挙に関わってきた。 おじいちゃんが最初に立候補したのはママが結婚する2ヶ月前だった。 何もわからないママとおばあちゃんはずいぶん反対したのだが言うことを聞かなかった。 3月の定年退職を待たずに8月いっぱいで退職した。 おじいちゃんはソフトボールの監督をしていた。 ママもずっとおじいちゃんとベンチで応援していた。 決勝戦までいった。 決勝戦は9月1日。 おじいちゃんは別の先生に監督をゆずり背番号なしの練習着をきてみんなを応援していた。 ママは涙がとまらなかった。 おじいちゃんはどんな気持ちだったのだろう? 自分の次の夢のための退職であっても途中で監督を辞めなければならなかったことはとてもつらかったと思う。 最後の親孝行のつもりで毎日朝から晩までウグイス嬢をやった。 これもまた人間の心を見るのに大きな勉強になった。 8月まで勤めていた学校の近くに来ると生徒達がたくさん寄ってきてくれた。 遠くから手を振ってくれる人もたくさんいた。 これがあるからやめられないんだろうな・・・・ 結局3期12年議員としてがんばった。 今回の選挙の時も早くからママ達に声をかけていた。 おじいちゃん、ちゃんと当選しましたよ。 安心してください。 |