ピアノ発表会

2001.4月30日

 今日は娘たちのピアノ発表会です。
朝から娘たちは、バタバタあせっています。
「今頃になって、ピアノを奪い合って練習したところでどうなるの?」
パパとママは、あきれた顔です。
ぷりんは「何かある・・・・。絶対何かあるぞ。」と私達の回りをぐるぐる、これまた落ち着きません。
高三の長女にとっては、今日が卒業式です。今年いっぱいピアノは続けるつもりですが、ステージはもうありません。
3歳の頃から15年間、続けてきたピアノです。
クラッシックバレエは、先生が替わったりして中三の時に断念しました。
ピアノの先生とは、ママも仲良しです。
お兄ちゃんの時から数えると、もう長い時間、アッシーとして活躍しました。
コンクールもコンサートもたくさん出ました。
大学は、音楽専攻ではないみたいなので、おそらくこの家を出たら、ピアノにさわるなんて事もあまりなくなるのでしょう。
まとわりつくぷりんをハウスに入れて、ビデオ係のパパと聞きに行ってきました。
小さい子が演奏するのも、あぁ、うちの子もこういう時があったなぁとか、すでに感傷どっぷりのママです。
次女もまぁ大きなミスもせず、きれいに弾いてくれて、やれやれ〜〜。
そして、トリをつとめる長女のショパン。
ステージに出てきた時からもうママはグッときてしまいました。
パパはどうなのかなぁ?まあまあ練習量と比例した出来ではありましたが、最後まで止まらずに出来ました。
これでまたひとつ、ママのお仕事が終わったなぁと思うとなんだかがっかりで、ドッと疲れが出てしまいました。
発表会が終わるとパパは、急いで帰って、ぷりんのお散歩です。
少々ふてくされ気味のぷりんでしたが、久しぶりで娘たちのために時間を過ごしたような気がします。
娘たちは、さあ次は運動会だ、クラスマッチだと気持ちが切り替わりますが、ママは一日たっても疲れたままです。
パパと「ぷりんはいいねぇ、子離れ親離れもなく、ずっと私達の側にいてくれて。」
話しながらまたベタベタさわりまくりです。
ぷりんは「はいはい、さわっていいよ。」と静かにしています。
ショパン「革命のエチュード」がまたひとつ思い出の曲に加わりました。