2001.4月

 街でばったり、去年なくなったゴールデンのKちゃんのママと会いました。
『悲しいお話』で書いたKちゃんです。
私にすれば亡くなったとはいえ、どうしても「Kちゃんのお母さん」と呼んでしまいます。
色々な思い出話をしました。
新しいパピオンがお家に来たのですが、Kちゃんへの思いは募るばかりのようです。
Kちゃんとお散歩した道、ゴールデンを見かける時、お友達に会う時・・・・すべてがKちゃんとつながって、涙ばかりが出てくるそうです。
そう言いながらも、もう涙、涙・・・・。
思わずママももらい泣きです。
Kちゃんのママが言います。「Kがいなくなって、Kにどれだけ私達家族が頼っていたのか分かった。」
ママはなぐさめる言葉もなく、一号のことを想い出してはまた、二人で涙・・・・涙。
ちょっとまだ会うのは早すぎたみたい。でも、亡くなってからも想われているって事はまだまだ心の中で生きているって事です。(でもなんか薄っぺらななぐさめ)
Kちゃんママは、車に乗っているぷりんを遠目に見ながら「ぷりんちゃんに会って、いい子いい子してあげたいけど、また泣いてしまうから会わないね。ごめんね。」
こう言って別れたKちゃんママ。
気持ちを表す言葉、見つかりません。