2013年6月 たった2日留守にしただけなのにサヤエンドウがハンパなく大きくなっていた。 たった4本、藤沢ばあちゃんからもらった苗だったけれどどんどん大きくなる。 とらないと実が大きくなって堅くなるので我が家の食卓は一気にサヤエンドウ祭りになってしまった。 昔の思い出だけれど・・・ ママも弟もなすといんげんがきらいだ。 ママは克服して食べられるようになったが大好きではない。 弟は未だに食べられない。 小さいとき、夏になるとみそ汁は毎日なすといんげんだった。 おかずもそう。 おやつはトマト。 おそらく藤沢ばあちゃんはなすといんげんが好きだったんだろう。 ママも弟ももういやだった。 それがトラウマとなって、いまだに弟は食べられない。 ピーマンの季節はピーマン、大根の季節は大根と同じように同じものを食べていたのだろうがとにかくなすといんげんの記憶ははっきり残っている。 たった4本植えたサヤエンドウでいやになってるママ。 でも自分で作ったと思うといとおしくて捨てることもできない。 昔はそんな優しい気持ちではなくそういう時代だったからしょうがなかったのかもしれないけれど目の前のサヤエンドウを見ながら弟との夏を思い出した。 |