49日

2013年6月

「明日は一緒に行く?」
弟からの電話。
「明日って何かあったっけ?」

忘れていました。
藤沢じいちゃんの49日です。

言い訳するわけではないのですが我が家は49日に特別何かするという宗派ではないので特別な思いもありませんでした。

納骨以来のお墓です。
いい天気で緑に囲まれています。
おじいちゃんは今日極楽浄土に着いたのでしょうか?
葬儀までの間にあまりに泣きすぎたので今はおじいちゃんに笑顔で向き合えます。
時々は寂しくて涙も流すけれどママの中では一区切り着いたような気がします。

区切りをつけないと次々にやってくる用事がこなせません。

こんな気持ちはおじいちゃんが一番分かっているはずです。

それに反比例するかのように藤沢ばあちゃんが泣いてばかりになりました。
亡くなった後のいろんな手続きも一区切りついて心に余裕ができたのだと思います。
今まで一緒にいたおじいちゃんがいない広いおうち。
そこにいるだけでもつらいと思います。
心の準備もできないうちの旅立ちだったので家の中はそっくりそのままです。
そこにおじいちゃんがいないほうが不思議です。

何をみても何をしてもおじいちゃんをおもいだすおばあちゃんの気持ちもいたいほど分かります。

そんなおばあちゃんに何をしてあげられるでしょう?
今とっても困っています。

毎日毎日泣いてばかりのおばあちゃん。側にいてあげられずごめんなさい。