2001.4月 東京の息子の部屋で掃除機をかけながら、ふっと思った。 「ぷりん毛」がない。当たり前のことなのに不思議な気がした。 次の日、短いぷりん毛を一本見つけた。ママの服についていたものだと思う。 その一本がたまらなく愛おしかった。 家の中ではあちこち毛だらけで、ご飯にまで混じっていることがあって、それも平気になって、犬を飼っているんだからしょうがないと思いつつ・・・・。 一号が死んだときも、日に日に少なくなっていく掃除機のぷりん毛が淋しくて涙が出たものだった。 いなくなったら大変だねと言いながら、毎日毎日悔いのないように、いっぱい思い出作りをしている。 三人の子供達にしてあげたように、パパと作り上げてきたように、ぷりんにも精一杯・・・・。(^_^)/~ |