2013年4月 ママはドキドキ、りゅう君はガタガタ・・・待つ時間が長く感じる。 命に関わることではないけれど全身麻酔といわれると心配になってくる。 けれどりゅう君の口臭はどんどんすごくなってきて半径1メートルくらいまで近寄られるともう臭う。 お布団もおもちゃもりゅう君くさくてどうにもならない。 これ以上りゅう君はいや!!!といわれる前になんとかしたいと思っていたからママはとっても成果を期待していた。 一緒に手術室に入って麻酔でうごかないりゅう君を見る。 とてもかわいそうな気持ちになる。 なんと!!!口臭の成果よりもりゅう君は10本の歯を抜かれてしまった。 まだまだとれそうな歯はあるけれどとりあえず今回は10本にしてもらった。 前歯は上下すべてない。 口を開けると間抜けに見える。 気になるのかずっと舌をぺろぺろしている。 人間は2本の歯を一度に抜くのも躊躇する。 それが10本!!!! ご飯は食べられるのかしら? とってもとっても心配だった。 小型犬は歯がなくてもちゃんとご飯は食べられますよ。 でもまだはぐきに傷があるのでしばらくは柔らかいものにしてください。 麻酔もすっかりさめて元気になったりゅう君、一日中飲まず食わずでお腹がすいていたのかいつものご飯をあっという間に食べてしまった。 しかも、なんの違和感もなく・・・ おやつの砂肝はかじった半分が前歯の隙間からぽろりと落ちてきた。 まだ慣れていないので食べる姿も格好が悪い。 そしてりゅう君の口臭は!!!! なんと、びっくりするくらいなくなっていました。 これは想像以上の成果です。 おうちに帰ってきてみんなにびっくりされました。 次女にはたくさんチュッチュしてもらいました。 「これくらいくさくないとりゅう君じゃないみたいでちょっと変。」 人間なんてなんと勝手な生き物でしょう!!! きらわれもののりゅう君はみんなにだっこされてペロペロしてもいやがられず逆に迷惑そうでした。 これからです。これからは残った歯を大切にしてちゃんと歯磨きもして、もうこんな思いはしなくていいようにママはがんばろう!!!と決心しました。 ですが・・・ママも人間ですから。 |