テリー先生のセミナーin横浜

2001.4月14日

 「テリー先生のセミナーがあるんだけど行ってみない?」3月始めにM先生からそんなお誘いがありました。
丁度、ワンちゃん同士の遊びの中で問題が発生していた時だったので、そこから解決策が見つかるかもしれない・・・・と、一筋の光を求めて(ちょっとオーバー)参加申し込みをしました。

「インストラクター養成講座」だったので、100名以上の出席者は、それこそ様々な分野からでした。
獣医師・トリマー・インストラクター・シェルターで働く方々・そして私たちのような愛犬家。
若い人たちはプロを目指していて、目の色が違います。
ポチの会からは、Rちゃんママが一緒だったのでとても心強く感じられました。
何しろ田舎者の私のこと、「何線に乗れば何時間で着くのかしら?」
お兄ちゃんに「何回同じ事を聞くの?」と言われながらもドキドキしていました。
テリー先生のセミナーは、ポチの会で3回受けていたので、すんなりと頭に入ってきました。
レベル1.2を受講したので、さわりの部分がほとんどでしたが、行動学に始まって、リーダーシップをとるための方法、しつけ教室、競技会のデモンストレーションetc、etc。

テリー先生のお話は、聞けば聞くほど、奥深くなります。
今までの解釈とまた違ってきたり、「ああ、こういう事だったんだ。」と改めて考えさせられたり。
しかも、テリー先生は、飼い主(人間)の行動学の権威でもあるのでしょう。集中力が切れてお尻がモゾモゾしてきだすとちゃんと休憩を入れてくれました。
セミナーは、レベル12まであり、もちろん私は最終まで行けないと思うけど、もう少し細かく学んでみたいと思って帰ってきました。
セミナーには日本中から人が集まっていました。
皆真剣にメモをしたり、テープをとったりで、Rちゃんママと「なんか私たちとは違うねぇ。」なんていう雰囲気もありました。

そんな中で分かったことは、ポチの会はすばらしいと言うことです。
独自にテリー先生のセミナーを開催して、パピー教室、しつけ教室ではテリー先生の講義そのままのレッスンが受けられます。
これから主流となっていくであろう犬とのふれあいを私達は、当たり前のこととして学んでいます。
M先生や会の役員の方々に感謝しなければいけないなぁと心から思いました。
二日間のセミナーは、アッという間でした。
正直、とても疲れました。

ラブラドールを飼っている私にとって、もう一つうれしかったことは、会場が盲導犬神奈川訓練センターだったことです。
盲導犬になるために訓練している犬や、介助犬を求めている方、実際に活動している盲導犬たちを遠くから見ることも出来ました。
みんなやせているんだよねぇ〜〜。
ぷりんのために勉強しているのに、ぷりんに会えない三日間はいつになく淋しく感じられました。
帰りの新幹線の中で「よ〜〜し、立派なリーダーになるぞ。」と決意したのもつかの間、ぐるんぐるんと尻尾を回して喜んで近づいてきたぷりんを見てしまったら、またまた、あま〜〜いママに逆戻りです。

満開の桜並木の道をぷりんとお散歩しながら、セミナーを受けた全員が「やっぱり我が子が一番。」と実感しているのだろうなぁと思いました。
そして、テリー先生の教えの一番の幹は、おそらく「犬が好き!」そこからのスタートなのだと感じました。