2012年7月 やっと少し元気になって横にもなり、歩くのも普通になってきたと思ったのにまたおかしい。 とにかく14歳になってからは次から次と色んな病気がやってくる。 初めて聞くような名前ばかりで説明をうけてもなかなか理解しがたい。 しばらく前からぷりんはよく後ろ足をすったり、転んだりする。 階段もいやがるのでほとんど平坦な道しか歩いていないけれど時々コテッとつまづく。 おばあさんなんだからしょうがないと思っていたけれど最近急におかしくなったりするし呼吸も荒かったのでまたまた病院へ。 レントゲンをとったり検査をしたところ右後ろ足の神経が通っていないことが分かった。 つまりは麻痺した状態。 そんなにひどくはないらしいが、そういわれるといままでの行動が理解できてくる。 これは馬尾症候群という大型犬、高齢犬に多い病気らしい。 人間でいえば椎間板ヘルニアに近いのかもしれない。 マッサージをして痛いときは鎮痛剤を飲ませるくらいしか今のぷりんにはできないようだ。 まえに股関節形成不全の手術をした足だししょうがないから大事に使うしかない気がする。 暇をみてはマッサージをしてあげる。 横向きから起きあがるのがつらそうだからおしりに手をかける。 まだ自分で体位交換はできるけれどお腹をだして気持ちよさそうに寝る姿はほとんどなくなった。 ハーネスをつけようかとも思ったけれどそうするとほかの足の筋肉まで弱ってしまいそうだからゆっくりゆっくり自分の足でのお散歩にしようと思う。 痛くはないのだろうか? 動物は我慢強いから何も言いませんが多少の痛みはあると思いますよ。 と先生がおっしゃった。 暑くてたいへんなのにさらに一歩一歩に痛みがあるのだとすればとてもかわいそうでならない。 でも今日もぷりんはパパとママとりゅう君とお散歩に行ってきた。 ゆっくり、ゆっくりだけれど自分の足でちゃんと行ってきた。 |