幸せの次

2012年6月

 ぷりんが14歳になった。
大型犬は10歳まで生きれば立派なんて昔の話を信じて10歳を過ぎたときは責任が半分終わったようで気持ちが楽になった。
14歳になったぷりんは相変わらず元気で食欲も旺盛。
でも眼震も多くなってきたし転ぶ回数も増えた。
寝てばかりいるし散歩もゆっくりだ。
だけど別に生活が変わるわけではない。

だっこしたり、階段歩きの時後ろ足を支えたりパパの腰はすっかり壊れてしまった。
これから先どうなるんだろう?とつい考えてしまう。

大型犬は動けなくなったときのケアが大変そうだ。
でもそれも承知のこと。


めまいが多くなって前庭疾患といわれたけれど老犬性前庭疾患にしては回復が早すぎる。
何か別の病気も考えなければいけない、と先生に言われた。

MRI検査がいいとのこと。
でも2時間半も車に乗せて全身麻酔をしてまで検査して原因がわかったところでどうすればいいんだろう。

つらい思いをさせるのは腎臓ガンの手術で最後にしようとパパと話し合っていた。

幸い転移もなくて苦しまないし、めまいにしても2.3時間で収まって普通に暮らしているから今は考えないことにしようと思った。

それはぷりんだけではなく誰にも言えることだ。
明日はどうなるか分からない、だから今笑って暮らせればいい。

そう思うことにする。だけど・・・・

10歳になったら11歳、次は12歳。ついつい欲張って15歳も迎えてほしいと思う。
16歳も一緒にいたいと思う。

お誕生日おめでとう!!!!

パパ、ママ、お兄ちゃん、二人のお姉ちゃんより。