2012年5月 「明日は何の日でしょう?」 お兄ちゃんに聞いたところ「わかりません!!」とかえってきた。隣でパパが「母の日だよ。」と話していた。 そしてお二人のいうことには「母は毎日が母の日のような日々を送っているから特別いいんじゃないの?」 確かにその通りだけれど、世の中母の日のプレゼントのCMもやっている中でちょっと寂しい。 お姉ちゃんから電話が来た。 「母の日、ありがとう。お花を買おうと思ったけれどとにかく高くて・・・・」 そういうママは藤沢ばあちゃんに電話もしなかった。 おばあちゃんは敬老の日にまとめて・・なんて自分勝手な考えだ。 別にどうしてほしいとはおもわないけれどなんとなく取り残された気がしないでもない。 遊びに出かけていたお兄ちゃんがおおきなタルトを買ってきてくれた。 「一応ね・・・」 それをみんなで食べながらこんな時だけなんだけれど「いい息子!!」と我が子の顔をじっと見つめた。 やっぱりこんな母に特別な日はいらないのかもしれない。 |