余震

2012年3月

 今、テレビでは首都圏の地震について報道されている。
毎日、どんなニュースにもその話題がでる。

先日長女が帰ってきたときも「地震になったら終わりだね。」などと話していた。

夕べ久々に強い地震があった。
忘れかけていた恐怖心がどっとでた。

あのときの気持ち、記憶、忘れたいことも、忘れてはいけないこともたった一度の強い余震でよみがえってくる。

沿岸の方達はどうだろう。まだ防波堤も壊れたまま、地盤沈下ですこしでも津波がきたらまた大惨事がおこるかもしれない。

仮設住宅の中で地震の間どんなにか恐ろしかったろう。

前に進まなければならない。
津波のことは忘れず後生に語り継がねば・・・・

そんなに割り切れるもんじゃないと思う。

でもテレビでは復興が進んでいます。
なんてことが言われている。

余震がくるたびにびくびくして過ごす時間はいつまでなんだろう。
自然の摂理に逆らうことはできないけれど、一年たっても変わらない思いに
ママは何もしてあげられない・・・