おじいちゃんまで

2012年1月

 ママの体を心配して寒い中を藤沢じいちゃんとばあちゃんが会いに来てくれた。

少しでも心配をかけまいと必死でふつうのふりした。
安心してかえったとたん疲れと痛みがどっとでてまた寝込んでしまった。

そのじいちゃんが今度は40度の熱を出したという。
おそらく寒いところをやってきたから風邪を引いたのだと思う。
インフルエンザではなかったけれどなかなか熱が下がらない。
外は氷点下が続いている。
道はつるつるで子供たちに運転させるのも怖い。
肝心の娘は動けない。
すぐにでもいって様子をみたいのに何もできないもどかしさ。
情けなさ。

オシッコは大丈夫だろうか?
夜中は寒くないだろうか?
どうしようもないことばかり考えて涙がでる。

人は、92年長生きしたからいつお迎えがきても当たり前・・というかもしれない。
けれど娘にとっては92歳は全く足りない。もっともっと生きていてほしい。

おじいちゃんの風邪がおばあちゃんに移ったとたんおじいちゃんはすっかげんきになった。

今度は電話でおばあちゃんのぐちやら、なにやらを聞きながら

やっぱりおはらいしたほうがいいかしら・・・・

前よりちょっと真剣に考えてしまった。