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2011年12月

 ママとパパには特別クリスマスもなく子供達は出かけて帰ってこないし、まあこんなものだろうと一年が終わる。
イブに発作がおきたものだからどうしてもトラウマで一人ではいられない。

そして今年も終わる。
とにかくすごい一年だった。
たくさんの悲しいことがあった。
毎日涙のでない日なんてなかった。

神様をうらんだ。
この怒りや悲しみをぶつける場所がなかった。

そして
改めて実感した。
人生なんて、一秒先のこともわからない。
知っているつもりだったけれどやっとわかったような気がする。

打ちのめされて数ヶ月、前を見ることはできなくて被災者の皆さんの顔をみては涙がでた。

震災前と何ら変わらない生活に戻ったママが一番へこんでいるような気がする。

みんながんばらねば・・・と思っている。
生活のためにはないてばかりもいられない。
とにかく仕事をしてお金をかせいで毎日暮らしていかなければいけない。

それが現実。

今日も雪。
3月も雪だったけれどこれからは冬に向かう雪。

それでも春はくる。