スキップ

2011年10月

 毎日が遅く感じるほどママのテンションは高くなる。
いろんな話をしていてもついママだけが学生時代に戻っている。
おそらくこの数ヶ月の間にパパもお兄ちゃんも次女もママの学生時代やお友達の名前まで覚えてしまったことだろう。
ずっとずーっと何の変化もないフツーの生活をしていたママなので余計気持ちが高揚している。
仕事をしている人は毎日何があるかわからないから色んなところに気を配らないといけないけれどママはそんなことはないものね。
確かにその通り。
ぷりんやりゅう君の具合が悪ければそのことだけで精一杯だし、藤沢じいちゃんのことを考え始めればそこですべてはストップだ。
後何日、後何日とみんなと会える日を数えている。
今年はほんとに色んなことがありすぎた年だけれどこのことは地震の次に大きな出来事だった。
長女からもメールがくる。
「あまりどきどきしてうれしすぎると、発作がおきていけなくなるよ。」

「自分ではそう思ってないけれど他の人がみたらママはずっとスキップしてるように見えると思う。」