2011年10月 特別にほめるわけでもないけれど福島から送られてきた果物はとてもおいしかった。 今が食べ頃で食べてもらうのを待っていたかのようである。 偶然にも同じ頃茨城のお友達から梨が届いた。 それもまた大きくておいしかった。 ママが利用している共同購入ではがんばろう!福島BOXがあってそれらを注文して利用している。 同じように沿岸ではサンマのネット販売をしている。 生きるために、なんとか自分達の生活をつくりあげようと必死である。 そこにも全国各地から注文が入るそうだ。 だけれどその金額は今までの売上のほんのわずかかもしれない。 でもテレビに写る顔はとてもいい笑顔だ。 今まで漁業で生活した人のほとんどがまた漁業にもどっているという。 自分たちの生活、命、暮らしをすべて奪った場所にまた戻っていく気持ちがなかなか理解できないけれど海とともに生きることが彼らの日常なのかもしれない。 笑顔のバックには穏やかなきれいな海が見える。 やはり複雑だ。 |