13回忌

2011年8月

 こんな暑い日だったなあ。

ぷりんやりゅう君は涼しいベッドでお腹だして寝てるのに初めて飼った一号は二階の廊下に置かれた。
各部屋から漏れてくる冷たい風になんとかあたろうと必死だった。

もっとわかってあげればよかったのに一号のことは何もわかってあげられずに逝かせてしまった。

ぷりんが13歳ということは一号が亡くなって13年が経ったことになる。

13年はあっという間だったから一号が我が家で暮らした3ヶ月なんてもっと早く過ぎてしまったんだろう。

けれど、毎年、毎年暑い季節になると一号のことを考えてしまう。

今年のお盆はママもがんばって一号のお参りに行こうと思う。
13年前と変わらないかわいい一号の写真を眺めて大好きだったミミガーをおいてきてあげよう。

余震が続く毎日、とても怖くて花瓶をテーブルにおくことはできない。

でもCママからもらったラベンダーの時のように床にカサブランカを飾ってみた。
いつもと同じいい香り。

13回目のカサブランカ。