絶対にあきらめない気持ち

2011年8月

 毎年この季節になるとママは急に高校生に戻ってどんなものにも感動し、涙を流すようになる。
今年も始まった甲子園。
被災地からの参加、みんなのために勝たなくてはいけないというプレッシャー。
だけどベンチでの笑顔。
すべてが輝いている。

スポーツ観戦はすきでいつもテレビの前にしっかとお正座してしまうのだがどんなスポーツでも勝ち負けがあるのは心臓に悪い。
なでしこジャパンもそうだったけれど、今年はいつもよりもっともっとがんばってるような気がする。

福島の代表は逆転勝ちをした。
我が岩手の花巻東は残念ながら負けてしまった。
けれど彼らの粘りはすごかった。
何度突き放されても必死で食らいつき、追いついた。
そこに悲壮感はない。

自分を信じ、仲間を信じているからなんだろうか?
それとも今風にサラリと気持ちを切り替えてる?

高校生気分になっても今の高校生が考えてることは全くわからないママだけれど
みんなのために、岩手のためにとがんばっていることだけは強く伝わってくる。。

誰でも一番になりたくてつらい練習をして甲子園を目指す。
甲子園にくればまた上を目指す。

でもママはがんばってるみんなに勝ってもらいたくなる。
彼らのがんばりは勝とうと負けようと日本全国の人の心を打ったことだろう。

お疲れ様でした。
来年もがんばってください。