二年

2011年8月

 こんなことをいうといつもパパに笑われるけれど、自分にとってのこの規制された2年間はさして昔と変わらなくて結構忙しく楽しく暮らしてきた。

毎日見ているパパは2年前と全く変わってないし子供達だって同じだった。
ということは・・・ママだって全然変わってないはずだった。
もちろん太ってしまったけれど同世代の人よりは若く見えるよね!!!

そうパパに聞くと、そうだね。といってくれる。
子供達に聞いてもそんな感じ。

だけど最近外に出るようになってからそのことがずいぶん間違いだったことにショックを受けることがある。

久しぶりにあう友達やお仲間がやけに老けて見える。
30代になったときも40,50代の時も前と変わらないじゃない!!と大きな声で言えたのに・・・
最近は初めて自分が年取っておばあさん域に入ったことを実感してしまう。

確かに何人も孫ができたりしている。
何も考えず自分勝手に想像していた方が幸せだったかもしれない。

久しぶりに外の空気にふれて色んな年代の人たちを眺めながら、自分にもああいうときがあったなあ・・・何もしないで病気ばかりで自分は悲劇のヒロインだと思っていたけれど(え〜〜!!!!)
こうやって色んな時を楽しんでちゃんとここまできたんだ・・と当たり前のことがわかってしまう。

あの人は病気もせずにうらやましい、とかあの人はいつもゴルフができていい、とかそんなことはいつも思ってしまっていた。

自分は大きな病気をして、抱えて、でも今こうやって生きていることのありがたさを忘れないで暮らさなければいけなかった。

ちょっと外にでれてほかの世界を見てしまったからちょっと思ったこと。