2011年5月

 次の朝お見舞いに行った。ご飯を残したという。
このぷりんが食欲無いなんて大変なことだ。
ささみをもらってあげたけれどやはり残す。

この年で手術は無理だったのかもしれない。
ぷりんをよくしてあげようと思ったのは逆効果だった?
色んな思いが次から次へ・・・
このまま寝たきり老犬になったらどうしよう!!!

次の日はゆっくりあるかせてみた。
何とも情けない、一歩を出すのもやっとで背中はまがり、精気のない。
まだ手術したばかりだから、と自分に言い聞かせる。

ママが会いに行ってもふん!!!て感じ。
大好きなパパが行ってもしっぽを振るだけ・・・

ところがなんと新発見!!!!
りゅう君が行ったらしっぽをグルングルンさせて顔をすり寄せて喜んだ。

これにはみんなびっくり。

まさかぷりんがりゅう君を喜ぶなんて!!!!!

子供たちに話しても信じてもらえない。

一緒にくらして7年。
人にはわからない強い絆があったのかもしれない。