わらび

2011年5月

 地震やぷりんのことで時間が長かったり短かったり・・・
なんだか毎日が落ち着かず心ここにあらずの生活をしてきた気がする。

庭のお花を見るでもなく、韓流ドラマをみるでもなく、朝から被災地のテレビをみて涙を流したりして一日が終わる。
「よく、そんなにテレビばっかりみて泣いてうつにならないね。」
そう次女に言われた。

確かにそうだ、何してるんだろ?
これじゃいけないとお散歩の時間を増やした。
運転も多くした。
ぷりんとりゅう君と気持ちいい風に吹かれながらゆっくりゆっくりお散歩する。

季節は初夏だ。日差しもまぶしい。

Cママがワラビを持ってきてくれた。
初物だ。
おひたしにしたら柔らかくてとてもおいしかった。
そうか、
わらびの季節に入ったんだ。

ちょっと前まで春がどうたら・・・・なんて言ってたのに・・・・
毎日大切に生きようって思ってたのにすっかり忘れていた。

でも正直ぷりんのことが頭から離れない。