2011年3月 テレビで災害後に3週間ぶりに保護されたわんちゃんが映った。 その映像を見て飼い主がすぐ駆けつけた。 飼い主をみたわんちゃんはしっぽをぐるんぐるん、大喜びだ。 大切にされていたワンちゃんに違いない。このわんちゃんだけでなく多くにワンちゃん達の出会いと別れがある。 誰に怒ってもしょうがないけれど自然ってのは恐ろしい。あっという間にさっきまでのすべてを持って行ってしまう。 人の気持ちなんておかまいなしだ。 これでもか・・とやっつける。 そんな自然な前で小さな小さな生き物たちは為す術を持たない。 もちろん人間もそうだ。 ちょっと前までは飼い主がわからなくなったワンちゃん達は保健所に保護されそれでも日数がたつとお空に逝ってしまっていた。 今はほとんどのわんちゃんが里親に引き取られるそうである。 かつて保健所に勤めていた方は「自分たちの仕事は未来がない。」と語っていたそうである。 今様々な動物愛護の施設やグループができてかんたんな躾をしたり里親に飼い方指導をしたりというボランティアをしているそうである。 かつてシアトルに行って保健所をみた私たちはすごくショックを受けた。 悲しいこと、すばらしいこと、両方である。 その管轄で保護された犬のほとんどは里親が見つかり命を落とすことなく暮らしているという。 いつか日本にもこういう日が来たらいいのにね。 みんなで話してきた。 まだまだほんの少しだけれど日本もこうなっているみたいだ。 動物のボランティアは大変だと思う。 なにしろ生き物と向き合うのだから。 自分に何ができるかはわからないけれどすべての生き物が平等に幸せになって欲しい。 |