2011年3月 実家の母は凄く物を大事にする。 それはけちともまた違っている。 必要な物にはポーンとお金は出すけれど物を捨てるときなどは特に、何かに使えるんじゃないかしら・・・と考える。 そして自分で上手に活用する人だ。 私はそれがいやだった。 けちな人で、無駄な物は一切買ってくれず買い物に行ってもお菓子なんて買ってもらったことがない。 そういう母だと知っていたから物をねだるということがなかった。 お兄ちゃんが小さいときそんな母と一緒に買い物に出かけた。 お兄ちゃんはたくさんのお菓子を買ってもらっていた。 ママは唖然とした。「私たちにはかってくれたことがないよね。」 「だって欲しいっていうし、孫はかわいいし・・・・」 ママは次の言葉が出なかった。 話が全く横道にそれてしまったので、第2話で・・・・ |