2011年3月 そんなことをいってる先からママはお出かけチャンスを狙っていた。 お兄ちゃんに急用ができた。夕方散歩ができなくなってしまった。 ご近所散歩を一人でするのはまだこわい。 風もなさそうなので久々にほんとに久々に中里堤防にやってきた。 前よりも遊水池が完成してきて田んぼの面が少なくなっていた。 新しい道路もできていた。 だけどこの風、この空気。 胸一杯に吸い込んだら(生きてたんだなあ)なんて変に感傷的になってしまった。 ほぼ毎日通った場所。 なきながらあるいたこと、 スキップするほど楽しいことがあったとき。 ここはママのすべてを包み込んでくれるステキな場所だ。 久しぶりだったのでベンチまではいけなかったけれどそこを目標に暖かくなるまでに歩く距離を増やしていきたい。 風が冷たくなって雪がちらついてきた。 ぷりんの背中もりゅう君の背中も白くなってきた。 だけどその冷たさがとても心地良い。 |