沈丁花

2010年10月

 「その話は昨日も聞きました。!!!!」とかしょっちゅう言われる年になった。
二つのことを思えば必ず一つは忘れるし、人の名前、ものの名前がでてこない。

そんなふうになってそまったからこの日記にも何度も同じ事を書いているかもしれない。
一日中家の中だし、ぷりんは寝てばかりだし、さして書くような事件も起きない。

昨日、冬支度のため植木やさんがやってきた。
植木屋さんについて庭を眺めていたら沈丁花の木をみつけた。
庭の隅にうえてある。
これはママが結婚するときに藤沢じいちゃんが「おまえが好きな花だから。」ともたせてくれたものだ。
前のおうちの玄関先に植えてあったけれど引っ越すときに「おいていけ、」とこちらのお爺ちゃんから言われた。
けれどママにしてみれば花嫁道具の一つ。
おじいちゃんにかくして庭の隅に移してもらった。

そんなことを何も知らずに沈丁花は毎年良い香りを残してくれる。
ピンクと白の可愛い花。

ぷりんとのお散歩の時もいつもこの香りのするところにでかけたものだった。

植木屋さんに聞いたらまだまだ元気だそうだ。

きっと来年もきれいに咲いてステキな香りを残してくれると思う。それまでみんな元気でいなくちゃ!!!

パパとママもおじいちゃんもおばあちゃんも、そしてぷりんも・・・・