お尻をオイショ

2010年7月

 ぷりんの階段登りは日に日に大変になっていく・
「がんばって!!!」と声をかけるママたちまで悲壮感が漂う・
約30キロをだっこすっるのは大変だ。
ある日次女が階段でしぶっているぷりんのおしりをひょいと持ち上げた。
うまくタイミングがあったのであろう、ぷりんはすいすい階段を登っていった。
今までは10分以上かかっていた階段がうまくくり抜けられるようになった。
登り切った時には全員最大級のお褒めの言葉をかける。

歩きにくくなった大型犬の腰をフォローすることは知っていた。
でも今まであえてしなかった。
ぷりんの年を認めたくなかったからだ。

けれどそれにも疲れ果て暑い廊下で大声あげるよりは犬様も人間様も楽かもしれない。
「そのときはそのときで考えましょ。」
次女に励まされる。

ここまではぐっとくるのだがやはり我が家には落ちがある。

階段登りが楽になったぷりんさん、一段一段ママたちの顔を見ながら(ねえ、楽だからずっとやってよ。)てな顔をしてすっかり頼り切ってしまった。
さすがにこれはまだ早いと階段途中で「はい、一人で行きなさい!!!」と気合いをいれるとすいすい登っていく。

どっちが賢いのかわからないけれどでも階段登り楽になりました!!!