見える世界

2010年6月

 薬の副作用で白内障が一気に進んだ。ここ2.3年見えずらくはなったけれどなんとか生活に差し障りはなかった。
けれど右目はほとんど見えなくて日記を更新する姿はとてもひとには見せられないほどかっこわるかった。
 家の中はまだ感覚が残っているからいいにしても道の段差やまぶしさにはまいっていた。
治らないものを思っていたし白内障なんていいながらまた大きな病気があったりするいのも怖かった。

 前にも一度手術のチャンスはあったのだけれど心臓の調子が悪くてできなかった。

やっと手術の日取りもきまって眼帯をはずした瞬間、そこは輝いていた。
小さいとき近視になって始めて眼鏡をかけたとき、大人になって初ボーナスはコンタクトレンズに変わった。
けれどあの眩しい世界。
あれをまた味わえるなんて思っても見なかったのでみんなにはみえる当たり前にただただ感動している毎日である。

まだ手術も終わったばかりで眼鏡の調節もしていないけれど本当に見えるって素晴らしい!!!

調子に乗らず少しずつ慣らしていこうと思ってる。

世界中全ての人に感謝したい気持ちだ。