今度はりゅう君のお話

2010年2月

 ママがいないときりゅう君はいつも具合が悪くなっていた。ごはんも食べないし元気もない。
そんなりゅう君が心配で犬なのにずっと猫かわいがりをしていた。
前の入院の時も心配で「りゅう君は大丈夫?」
誰がきても最初に聞いていた。
心配をかけないためかみんな、とても元気です。ママがいなくても食欲もりもりで立派なうんちはするしわんわん!!!うるさいくらいほえています。と返ってきていた。
だけどママはいつも思っていた。(ママがいなくてりゅう君は寂しいに違いない。)

けれど家に戻ってきてみるとみんなが話していたのは嘘ではなく元気でうるさいりゅう君がそこにいた。
ママがついてスプーンでたべさせていたりゅう君の姿など全くなくてガツガツとすごい勢いで食事もする。
最初は唖然として眺めていたけれど毎日そんなだからこう思うことにした。
(ママが過保護すぎたから悪かったなのね。これからはちゃんと自立させましょう。)

みんなは、当然でしょう!!!ってな顔をしていた。