ぷりんにしてあげられること

2010年2月

 退院してくるたびにぷりんは引き締まってとても11歳とは思えない。
ママといるとついおやつをあげてしまうのが肥満の原因とわかっていてもついつい・・・
年をとればとるほど下半身を気をつけないといけないよ、ぷりんちゃんはやせないとね・・・

ずっといわれていたことだったけれどなかなかできなかった。
それがなんと、ママが入院している間に3キロもやせてお腹のくびれもかっこよくなった。
昼間お留守番が多かったのと次女の厳しいダイエットが功を奏したらしい。
先生にもほめられてこれで少しでも足への負担が少なくなればいいなあと願うばかりだ。
ずっと一緒にいられることはできないけれど毎日毎日ぷりんにできることはすべてやってあげたいと思う。

元気なぷりんだけれどやはり年には勝てず階段上がりが大変になってきた。滑り止めシートはつけているのだがその端を行きたがる、そこは滑りやすく何度も何度も失敗したりうまくいったりで階段上がりの度に大騒ぎをする。
この大騒ぎほど心が寂しいものはない。
いつかくるその日、ぷりんを二階にだっこできるのはだれだろう?
その日が一日でも遅くくるように。

みんなで階段一段一段の端端までカーペットをはってあげた。
我が家はことを起こすのになかなかおしりがあがらない。
めんどうくさい。まあそのうち・・・で終わってきたことの数もすごい。

しかしこのカーペットは言い出してから完成するまでが早かった。
すこしでもぷりんのために家族の心はひとつ。

そして最初はびっくりしていたぷりんだが踏み込む加減も気に入ったのか前より簡単に階段を上ってくれるようになった。その姿がうれしくて久しぶりに家族そろってばんざい!!!をした。