母校の桜

2009年4月

 なんとなく行ってみようかな・・と出向いた一高の堤防。
そこにはすばらしい光景があった。
次女が卒業して4年、その間に校舎も改築され見慣れた景色はなくなってしまった。
次女が3年の時の教室はママが2年の時と同じだったし体育館も校庭もみんな同じだったからより親近感をもっていたのであろう。
県内唯一の中高一貫となり昔の面影などなくなってしまっていたと思った。
しかしそこには見事な桜の木が満開の花をつけていた。
花も重みでゆらゆらと小枝が揺れる。
しかし枝はたおやかで、限りなく青い空に重なっていた。
風に揺れても花びら一枚落ちてこない。
これが明日だったらはらはらと散る桜に一抹の寂しさを感じたと思う。
過ぎ去った日々を懐かしみ、年取った自分が寂しく見えたかもしれない。
けれど今日の桜はそんなことを全く思わせることがなかった。
楽しかった日々、続いていく未来。
ブラスバンドの練習、陸上部のランニング・・・
なんと教室からは「オス!!!」の連呼。
うれしくてうれしくてたまらない気分だ。
自分に若さが戻ってきたようでB型典型人間だけれど今日の桜ずっと忘れないと思う。
ぷりんとりゅう君に感謝!!!