1号の思い出F

2000.8月9日

 
暑いこの季節、二階の廊下がむっとくるような暑さ。桃を食べているとき、花火を見たとき、思い出すのは1号ぷりんのことです。

3ヶ月しか家にいなくて思い出なんてほんのわずかだけれど、繰り返し繰り返し同じことをパパと話してしまいます。
去年はママの体調も回復せず、命日にはお墓参りに行けませんでした。
その分今年は夏休みでやっと帰ってきたお兄ちゃんとお姉ちゃんとぷりんと一緒にお墓参りに行ってきました。1号の大好きだったミミガーを持って。

新しいお友達の写真がずいぶん増えていました。
「やっぱりかわいいねえ」
1号の写真を拭きながら、ママはつぶやいてしまいました。
死んだ子の年を数えるとよく言いますが、私たちもこうやって毎年、1号のことを思い出し、話をして過ごしていくのでしょう。
桃が大好きだった1号。
ぷりん桃もが大好きでお皿まできれいになめ回します。
1号は大きくならないけれど、私たちの中ではやっぱりぷりんのお姉ちゃん的存在です。

階段の踊り場においてある1号の写真の横には、またカサブランカの花を飾りました。
家中カサブランカの臭いが漂います。