祝、卒業

2009年3月

 普通、入学したら卒業するのは当然でたいしておめでたいことでもないと思うけれど、どうも我が家にはトラウマがある。

4年後期でやっと焦り始めた次女は結果発表の日までドキドキの連続だった。
運がいいのか、実力なのか、まずもっては無事に卒業することが出来た。
みなさんへのお礼の電話やらメールで一日中ばたばたしていた。
けれど顔はにこにこでスキップでもしそうな気分。

夜遅くに東京から戻った次女は今日から研修に入った。

社会人生活はできるのかしら?
心配はつきないけれどとりあえずは親としての義務は卒業したような気がする。

大学への授業料も仕送りもなくなる。
本来ならばこれからは次女が生活費をいれてくれるはずだ。
「あまり脅かすといじめになるよ。」とパパ。

パパもママもうれしくてたまらない。

次女は東京にいたかったんだと思う。
やさしい次女はそれを口にすることができなかったんだろうしパパとママも知らぬ顔で通した。

結婚してまた出て行くまで、そんな日が来るまでは次女との暮らしを存分に楽しみたいと思う。
けんかしないようにしようね。

卒業おめでとう。
社会人スタート、がんばって!!!