吠えないりゅう君 その2

2009年1月

 朝起きたりゅう君がなんとなく元気なし。
ご飯も全く食べない。
でも朝ご飯を食べないことはよくあるから無理強いをしなかった。
ご飯は食べなくてもおやつはいただくりゅう君、大好きなすなぎもにも寄ってこない。
そしてゲボ。
これもよくあることなので様子をみていた。
けれどおかしい、
動こうとしないし目だけでママの姿ばかり追っかける。
ハウスにはいってガタガタ震えている。
車に乗せても運転席にやってこない。
後で横になってるだけ。
外のわんこにも反応なし。
おしっこしに公園に行ったけれど走り回る元気もなく必死でママの後をくっついてくる。
かわいそうなのでだっこをしてぷりんのおしっこを済ませた。

絶対変だ!!!どうしよう!!!
病院に連れて行って検査をしてもらったけれど特別ひどい数値もなかった。
吐き気止め、下痢止めの注射をしてもらって家に帰ってきた。
それでも全く元気がない。
ママは心配でりゅう君のそばを離れられない。
ちょっと目を離した隙に心臓が止まってしまったら・・・なんて思ってしまう。
夕飯は少し食べてくれたけれど極めつけはお隣J。
Jは毎日我が家にたってきてりゅう君を挑発する、ガラス戸を隔ててワンワン!!!と二匹で大騒ぎをする。
いつものようにJがやってきたけれどりゅう君は吠えることもハウスからでることもなかった。
う〜ん、これは重傷だ!!とへこむママ。

あれ?どうして吠えないの?気配はあるのに・・
Jはそう思っただろう。
どうしていいかわからずに数回ないては見たけれどあとは家に帰っていった。
夜になってもその通り、
パパとママはりゅう君をピッタリ側に置いて一晩中心配していた。