とうとう

2008年12月

 おじいちゃんが亡くなりました。
藤沢じいちゃんの祝賀会の少し前、先生に呼ばれてお話は伺っていました。
もしかしたら祝賀会には行けないかも・・と思っていましたがちゃんと考えてくれたのか祝賀会に出席し後始末もやれやれのころに逝ってしまいました。
逝ってしまう人への看病も対応も全く経験のないことなので悲しむヒマなどないままにセレモニーの準備に追われ、頭のどこかが回転しきれずその部分だけは時を刻まずただ流れの中で事を進行していった気がします。

生きることも大変だけれど死ぬことも大変そうでした。
でも亡くなったお爺ちゃんの顔はうっすら笑っているようでとても穏やかでした。

ぷりんとりゅう君は近くの病院に預かってもらいました。
遅くなる日もあったけれど毎日連れて帰ってきてパパとママと一緒に寝ました。
12時も過ぎやっと横になれるパパとママの疲れや悲しみをとってくれたのは3人の子ども達とぷりんとりゅう君でした。
子ども達は朝から晩まで手伝ってくれました。
ぷりんとりゅう君は下痢もせず病院で待っていてくれました。

もう二週間が過ぎようとしています。
まだまだ慌ただしい日々の連続ですがフッとおじいちゃんのことを思い出すことがあります。
今年最後であろう出来事はとても悲しいことでした。