2008年8月 一月以上前から急に視力が下がって世の中が眩しくて苦労していた。 運転も怖くて次女に頼み、家でも最小限の明かりの中にいた、 診察では白内障が進んでいるためで手術をすればよくなるといわれた。 手術の日程も決めたけれど日に日に悪くなる症状に(失明するんじゃ・・)という恐怖心を抱いていた。 サイパンはとても大変だった。ゴルフ場ではボールも見えなかったし、書類も書けなかった。 でも手術するまで・・と我慢していた。 手術担当医の診察でぶどう膜炎が再発していると言われた。 当然手術も延期。 体中を包み込んで身動きできない恐怖心でしばし呆然。 飲んでいた薬の量は少なくなって血液検査の結果もよかったしこのまま治っていくと信じていたのに・・・ 雑踏の中をとりとめもなく歩いてフッと気づいた。 「あれっ?さっきより見える。」 散瞳したせいか世の中がはっきりみえる。今まで霞の中を歩いていたのに霧がはれたようだ。 見えるってすばらしい!!! そして逆に、こんなに見えなくなっていたんだ・・・・ 目だけで済むのかしら? また入院なんてこと・・・ 考えればきりがないくらい怖いけれど目薬をさして日にちが経つほどに回復してくる症状になんとかのぞみをつないでいる。 発病してから一年が経った。 これからどうなるんだろう。 |