全く忘れられた誕生日

2008年8月

 蒸し暑い夜、ベッドに横になりテレビを見ていた。
(あれ?りゅう君の誕生日・・・・)
なんと、なんと今度はりゅう君の誕生日忘れてました。
えっ?
りゅう君っていくつ?
確か5才。
ぷりんのお誕生日には子ども達から電話がありました。
ケーキかってあげなきゃとか写真とらなきゃとか・・当日はできないにしろお誕生日を忘れた事なんてなかったのに。
ぷりんカーナンバーはぷりんとりゅう君の誕生日・・
ママの日記を読み返せばその日はりゅう君がゲボをして替えたばかりのベッドカバーを汚しパパのお布団もクリーニングに。
全く・・・と書いてありました。
お誕生日をわすれられたばかりかママに文句までいわれた日でありました。

でもおかしい。
絶対ママだけじゃなくみんなも同じだ。
まずパパに、「ねえ、りゅう君のお誕生日覚えてた?」
「イヤー忘れてた。でもりゅう君も覚えてないから。」
子ども達も「忘れてた〜〜!!!」
そして急によってたかってりゅう君をだっこしたりなでなでしたり。
当のりゅう君は実に迷惑だったに違いありません。

言い訳する訳じゃないけれど、いや、しっかり言い訳になるけれど、
りゅう君、あなたはしっかりパパとママの子どもですよ。
とっても大好きです。
あなたなしの生活は考えられません。
ぷりん一筋といっていたパパも腕枕したり、足の間にふわっと入って眠ってるりゅう君が大好きみたいですよ。
お誕生日を忘れてほんとにごめんなさいね。
来年からは絶対に忘れないから。
約束するから。
ずっとそばにいてちょうだいね。