被災地のペットたち

2008年6月

 地震から1週間が経った。市内は大きな被害もなくすぐにいつも通りの生活に戻った。けれどヘリコプターは一日中空を飛び、市役所、アイポートにはたくさんの方が待機している。
今まだ行方が分からない方達、非難されている方達がすぐ側にいると思うと気持ちが重くなってしまう。
どんな被災地でもそうであるように被災から1週間近く経つとやっとペットの救助が始まる。2.3日前の新聞でもペットの救済が始まって獣医師の診察やらクレートなども用意されてきているようだ。
それを見てとても安心した。
我が家のりゅう君はいまだに余震がくるとパニックになってママのそばから離れない。
被災地に残されたペット達は度重なる余震や飼い主の不在、食事・・・言葉は発せられないからいっぱいいっぱい心が痛んだのではないだろうか?

被災者が落ち着くまで保健所は動物病院があずかってくれるらしい。
何の助けもできないけれどバスタオルやタオルケットを届けに行こうと思っている。
早く家族一緒の日が来ますように。