リード

2008年5月

 いつもの遊水池お散歩は毎日同じようで少しずつ違う。
メンバーは大体同じでも違う。
まずCちゃんの日々の成長ぶり、。体だけでなく犬との関わり方、人との接し方をどんどん吸収している。それがよい方に変化しているのか悪いのかはママにはわからない。
りゅう君も随分みんなと遊べるようになってきた。(というか、みんながが何してくれている。)
犬の躾も子どもの育て方もその時々で変わってきた。
ぷりんがパピーのころは他のわんことは距離を置きなさい、犬同士に横関係はない、と教えられてきた。
そんなぷりんは未だに多くのわんちゃんと遊ぶことが出来ない。
足が悪いのでいつもリードにつながれていることも関係あるのかもしれない。しかし大きな犬だから人に何か危害を加えては大変という想いから人とも近くで接せず、たくさんのわんことも遊ばなかったことが今しっかり反映されている。
少し前から、今度はパピー時代には社会性を作りましょう。と教えられるようになった。
お座り、待てなどよりも周りとうまくやっていくことのほうが必要だ、というのである。
そんなこと、今更!!!!
もう躾熱も冷めてるしぷりんは今のままで最高だからいいけれど、りゅう君のことを考えると「なんとかしたほうがいいのかしら・・・?」なんて思うことも時々である。
毎日遊んでいるとりゅう君もだいぶかげんがわかってきて前のようにやたらと突っ込んだりしなくなってきた。
一緒にリードをはずして遊ぶことも出来るようになってきた。そんなときのりゅう君は時々ママの姿を探し、遠くにいったと思うとちゃんと戻ってきてくれる。
お友達わんちゃんにも遠慮することもある。
しかしいったんリードにつながれてから近くにワンちゃんがやってくるとたちまち強気になって威嚇を始める。
世の人々のほとんどはリードにつながれたわんこよりノーリードで好き勝手に走り回るわんこが幸せだと思っているに違いない。
しかし、りゅう君を見ているとリードにつながれてママの側にいる方がりゅう君はとても安心で幸せになれるのではないか・・・と思ってしまう。