良いのか、悪いのか

2008年5月

 犬も人間も年を重ねるとしんどいことがたくさん出てくる。
筋力も落ちるし、耳も遠くなる、まだまだ生活に支障が出てくるものは少ないがやはり一番困るのが老眼である。
もともと近眼のママは眼鏡を3つ使い回ししている。
パパもとうとう老眼鏡のお世話になり始めた。
メールの小さい文字も、新聞も億劫になる。

換毛期が始まってぷりんの抜け毛は凄い量だ。
この時期はアンダーコートが抜けるので細かい毛がすごい。
コロコロだって日に何度もしなくては行けないしベッドカバーも毛だらけ状態だ。

「ちゃんとコロコロしたほうがいいよ。毛がいっぱい残ってるよ。」
パパに言われた。
さっきもしたのに!!!とよーくみれば確かにまだ毛がのこっている。

数年前のママだったらとても耐えられずに必死にコロコロをし続けていたと思う。
でも、
でも!!!
よーく見なければ分からないと言うことは、気にしない、きれいになったと同じなのである。
そういわれてみれば
今年はコロコロの回数も少ない、食べ物の中からぷりん毛をみつけることもなくなった。
これが良いのか、悪いのか?
考えたところで年には勝てない。