さくらんぼ

2000.6月21日

 
毎年送ってもらっている農園から今年もさくらんぼが届きました。
ママはさくらんぼが大好きです。
小さな実で、表面がつるつる光って、赤ちゃんの肌みたい。
昨年のこの時期、ママは入院していて、持ってきてもらったさくらんぼも食べられず、ベットのわきでパパが全部食べてしまいました。
ママは、ジトッとした目でパパの口元だけを見ていました。

先日、パパが会社の旅行で山形に行きました。
「少し早かったけれど・・・・。」とさくらんぼを買ってきてくれました。
ママは、ぷりんの食事の時のような”集中”でそのさくらんぼをたいらげてしまいました。
食べている間に涙が出てきて、パパはげたげた笑うし、次女は「ママどうしたの?」って心配するし・・・・。
長女には一言「バカみたい」と言われたけれど・・・・。
なんか色々な思いがこみ上げてきて涙が止まらなかったのです。

「もしママが死んだらこの季節、さくらんぼを1個だけでもいいから供えてくれない?お願いね。」
なんて、なんというさくらんぼに入れ込むこの気持ち。
パパはただの食い意地が張っているだけだというけれど・・・・。
もちろん、ぷりんにも1粒あげましたよ。
さぁ、今夜もたらふく食べましょう!!