錯覚

2008年1月

 ギブスして2週間以上になる。
痛みもなくなって少しずつ片手生活にも慣れてきた。お兄ちゃんや娘達が相次いで帰省する年末年始だったのがラッキーだった。誰かがママの左手になってくれていた。
だからこそ家事もできていたのに3日に娘達が帰ったら一気にママの仕事が増えた。しかも片手では出来ない。
なんということだろう!!!自分では上手にやってきたと思っていたのがすべて錯覚だったことに遅ればせながら気づいてしまった。
おにいちゃんももうすぐ帰ってしまう。
えっ?
ママ一人になったらどうしたらいいんだろう?
いっぱいお手伝いをしてくれてもっとたくさんありがとうをい言うんだった。
またすぐ帰ってきてねって寂しい顔を見せればよかった。

今月いっぱいははずれないギブス。
長いな〜〜

すっかりへこんでいたママだったが診察にいったら肘下までのギブスにかえてくれた。なんと、なんと今までと比べると雲泥の差である。
指の動かしもOKだったしギブスが濡れないようさえすればなんとかなりそうな雰囲気だ。
体のどこかが不自由なこと。それがちっぽけなものでも本当に不便なことを実感した。
五体満足であることは決して当たり前ではなく感謝し、体をいたわって仲良く暮らしていかなければいけないことも教訓になった。
もう少しだから転ばないように気をつけよう!!!