ぷりんとりゅう

2008年1月

 我が家にお客様がいらっしゃるとどうしてもぷりんはハウスに入れられてしまいます。食べ物を出している時は限りなく食べたがるのでしょうがありません。でも考えてみればハウスの中でも「ワン、ワン」騒ぐのでついおやつをあげるのだから同じようなものです。
その点、小さいりゅう君はその辺をあちこち歩いて良い想いをしています。
小さいワンコの特権です。
ぷりんのほうが絶対おりこうなのに・・・
ぷりんの賢さを披露しようとトリックをさせました。
毎年やってるのと変わらないけれどみんな酔っぱらってるので関係ありません。お座り、臥せ。ヒール、にターン・・・・
あまりにもぷりんが上手にするのでりゅう君のママとしては「ここは一つりゅう君も頑張らねば・・」と意地を出してしまいました。結果はりゅう君なりに頑張った・・ということでお正月だからみなさんから拍手をいただきました。
全く、親ばかは今年もどんどん加速しそうです。

次の日、夕方散歩から帰ったぷりんがびっこをひいています。
いつもの後ろ足です。
お散歩中は何もなかったとか・・
ママはがっかりです。
やっぱりお年だから?
いっぱい食べすぎて体重増えたのかしら?
それとも夕べのトリックで疲れた?
病院に連れて行こうか迷ったのですがとりあえずお姉ちゃんがマッサージをして様子をみることになりました。
そうです、これが現実です。
ぷりんは今年で10才です。
無理はせず長生きしてもらいたいのに・・・白髪はドンドン増えてくるしぷりんのステキなオッターテイルも細くなってきています。
老いは着実に進みます。
だからこそ一日一日を大切に刻んでいかなければいけません。
そんなときまたお仲間が亡くなったと電話をいただきました。
Tちゃんです。14才。
楽しい思い出を共有してきたお仲間がどんどんいなくなります。
あなたはゆっくりでいいのよ、ゆっくり年をとってね。
パパとママはそう願いながらぷりんの足をマッサージしています。