秋の終わりに

2007年10月

「今朝Rは天使になりました。」
そんなメールが届きました。
相変わらずの点滴で四角い真っ青な空を眺めてみたけれどそこにRちゃんは見つかりませんでした。
夏の終わりまで元気でいられるかしら?
苦しまないで暮らせるかしら?
ママ達が思う何十倍も何百倍もRちゃん家族は思い、いたわり、時にはつらい思いをしてきたのでしょう。
必ず避けては通れないお別れ。
RちゃんはRちゃんらしく最後までママ達に付き合ってくれました。たくさん、たくさん思い出もくれました。
残念なことに退院はしたもののまだあまり人混みにでられないママはRちゃんとお別れをしていません。
他の用事にかまけてRちゃんにあいに行くのを日延べしているような気もします。
Rちゃんは苦しくなくいけたのかしら?
Rちゃんママはどんどん寂しくなっているだろうな。
きちんと向き合えない分考えることが多くなってしまいます。
でもそれもいいのかもしれない。
ママの中でRちゃんが元気でいるのもありかもしれない。
そんな堂々巡りの日々を送っています。
そしてこんなふうに思う気持ちはRちゃんもRちゃんママもわかってくれると思います。